結婚式を少しでも参列者の記憶に残したい

結婚式、それは一世一代の晴れ姿を披露する場でもあります。できるだけ華やかに、そして誰の記憶にも残るような式に、したいものですね。しかし考えてみれば人は、一生の間に多くの結婚式に参列をします。ありきたりな式では、誰の記憶にも残らない、などということもあるかもしれません。少しでも人と違う、誰の心にも響く結婚式を、執り行いたいものです。 とは言っても、結婚式のスタイルというものはどうしても限られています。キリスト教式、神前結婚、仏式、人前結婚式などなどです。すでに誰かが執り行っているものばかりです。もっと他に、誰の記憶にも残るような結婚式をあげること、できないものでしょうか。ここでちょっと考えてみたいのは、式の時間帯についてです。

ナイトウェディングには浪漫の香りが漂う

普通結婚式を行うのは、昼間の時間帯が多いでしょう。参列者も集まりやすいですし、明るい陽の光の中での結婚式は、明るい未来を示唆するようにも思えます。とは言え昼間の結婚式というのは、誰でもが考えることです。特に結婚シーズンの時期には、それこそ結婚式場の昼時間帯は、ラッシュアワーとなってしまいます。そんな中での結婚式では、誰の記憶にもとどまりません。 では夜の結婚式、ナイトウェディングはどうでしょう。夜の暗さというのは、浪漫の香り漂うものです。暗い夜の空には月と星が輝いて、新郎新婦を優しく抱きしめてくれるかのようです。仄暗い照明に照らされて、ロマンティックな空気の中で、厳かに執り行われる結婚式は、参列者の記憶にもしっかりととどまります。そして月の女神アルテミスのように美しい花嫁は、夜の輝きをまとっていっそうその美を放つことでしょう。